MyASP(マイスピー)のアップデートを行いました。

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MyASP(マイスピー)のアップデートを行いました。

  • 投稿日:2024年01月22日

2024年1月22日(月)にMyASP(マイスピー)のシステムアップデートを行いましたのでお知らせいたします。

今回のアップデートによる変更内容は以下の通りです。

1)【機能改良】メール配信
各配信メールのメールヘッダーに、配信停止情報(ワンクリックでの登録解除用のURL)を付与する機能を追加しました。

[設定方法]
特に何もしなくても、自動でメールヘッダーにList-Unsubscribe情報(ワンクリックでの登録解除URL)が付与されるようになりました。

※なお、有料系シナリオ(有料商品、ショッピングカート等)では、初期設定では付与されませんので、付与が必要な場合は、
各種メール作成画面で「配信停止情報の付与」の項目値を「ON」にして配信していただくことで付与されるようになります。
配信停止情報の付与

[解説]
メールヘッダーにList-Unsubscribe情報(ワンクリック解除URL)を付与することで、読者が簡単に配信解除できるようにする機能です。
Gmailのガイドラインで、1日に5,000件以上配信する場合、付与必須とされています。なお、付与しないと到達率が下がる恐れがあります。
参考:https://support.google.com/a/answer/81126?hl=ja

[特記事項]
なお、本機能が有効になっていても、Gmail側の独自判断で配信停止ボタンが表示されないことがあるようです。
その場合、何通かメールを送っていくうちにボタンが表示されるようになると思われますので、しばらく様子を見ていただければと存じます。

また、Gmail以外の受信側メールプロバイダやメールソフトではボタン自体が表示されない場合もあります。
そのため、メール本文には、これまで通り「%cancelurl%」(配信解除リンクの置き換え文字)も記載し、併用していただくようお願いします。
※「%cancelurl%」はメールを新規作成した際、自動的に記載されるようになっています。

2)【機能改良】メール配信
自動エラーメール処理機能を無効化してメール配信するためのオプション設定を追加しました。

[設定方法]
各種メール作成画面で「自動エラーメール処理」の項目値を「OFF」に指定することで自動エラーメール処理機能を無効化できます。
自動エラーメール処理

[解説]
通常、マイスピーでは、配信したメールがエラーで返ってきた場合に、自動でエラーメールを処理しています。
エラーメールが規定の回数以上返ってきた場合は、そのメールアドレスをエラーメールアドレス扱いとして、それ以降メールを送らないようにしています。
届かないメールアドレスにメールを送り続けてしまうとメールの到達率が下がってしまう恐れがあるため、このような機能を設けています。

ここで少し難しい話になりますが、SPF・DKIM・DMARCの都合で、自動エラーメール処理機能を無効化したい場合に対応できるように、無効化オプションを追加しました。
自動エラーメール処理機能が有効な場合、SPFの対象になる送信元ドメインは、マイスピーのドメインになります。
DMARCを有効にすると、SPFかDKIMのどちらかのドメインを差出人メールアドレスのドメインと一致させる必要があるため、SPFのドメインを一致させたい場合は、自動エラーメール処理機能を無効にすることでドメインを一致させることが可能になります。

※なお、DKIMの作成者署名の設定をしていただければ、ドメインを一致させることができるため、当機能の設定変更をする必要はなくなります。

[特記事項]
自動エラーメール処理機能を無効化した場合、エラーメールはすべて、差出人メールアドレス宛に返ってきます。
大量のメールが届く可能性がありますので予めご留意ください。

MyASP(マイスピー)はこれからも進化し続けます。
ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。