2024年9月2日(月)のシステムアップデートにより、ステップメールの「販売者への通知メール」のオプションのひとつ「通知メールの送信者情報をユーザーのものにする」について、内部的な仕様変更、および項目名の変更を行いました。
なお、機能の役割としては従来のものから変更はございません(これまでと変わらず、機能をお使いいただけます)。
■ 項目名の変更
旧)通知メールの送信者情報をユーザーのものにする
↓
新)通知メールの返信先アドレス(Reply-To)をユーザー宛にする
■ 従来の仕様/仕様変更の背景
ステップメールを作成する際、「販売者への通知メール」の項目で「通知メールを送る」にチェックを入れることで、ステップメールが配信されると同時に自分宛(発信者宛)に通知メールを送ることができます。
さらに、「通知メールの送信者情報をユーザーのものにする」にもチェックを入れると、発信者のメールソフトに届く通知メールの差出人メールアドレスが登録者(読者)のメールアドレスになります。
これにより発信者は、届いた通知メールに対して直接登録者(読者)へ返信することができます。
しかしながら、昨今の送信ドメイン認証の導入の義務付けにより、MyASPから送信される通知メールにも関わらず差出人メールアドレス(From)が登録者(読者)のメールアドレスである点が、なりすまし判定を受ける対象となり、通知メールが発信者の元に届かないことがある問題が発生しました。
■ アップデート後の仕様
そこでこの度、本機能について、
MyASPから通知メールが送られる際、差出人メールアドレス(From)には発信者のメールアドレスが使用されるようにし、また、メールのヘッダー情報内の「Reply-To:(返信先アドレス)」に登録者(読者)のメールアドレスが付与されるように仕様変更を行いました。
これにより、通知メールはなりすまし判定を受けないようになり、届いた通知メールに対して返信をする際は、宛先(TO)として登録者(読者)のメールアドレスが設定されるようになりました。
※この仕様変更により、画面上の項目名は「通知メールの返信先アドレス(Reply-To)をユーザー宛にする」に変更になりました。
※内部的な仕様変更のため、機能の役割としては従来のものから変更はございません。安心してご利用ください。
■ 差出人メールアドレス(From)でメールを振り分けていた方へ
これまで「通知メールの送信者情報をユーザーのものにする」を利用していた方で、通知メールを受信するメールソフトの「メールの振り分けルール」を差出人メールアドレス(From)での振り分けにされている場合は、
今回の仕様変更により、差出人メールアドレス(From)が登録者(読者)のメールアドレスから発信者のメールアドレスに変更になりましたため、
お手数ですが、メールソフトの振り分けルールを見直していただきますよう、お願いいたします。
【お知らせ】2024/10/16 11:30更新
2024/10/16のシステムアップデートにより、「販売者への通知メール」の差出人メールアドレス(From)について、以前のように「登録者(読者)のメールアドレス」にして送信することも選択可能となりました。
《設定方法》
「メール共通設定」画面で、『「販売者への通知メール」の「通知メールの返信先アドレス(Reply-To)をユーザー宛にする」がONのときに、差出人アドレスをユーザー(読者)のメールアドレスで送信する』をチェックONにした上で、
ステップメール編集画面で、「販売者への通知メール」の『「通知メールの返信先アドレス(Reply-To)をユーザー宛にする」』をONにすることで設定できます。